2019年04月13日
spomax at 16:45 Permalink
確かに、最近の子どもたちは練習しすぎ。
元陸上のプロハードラー為末くんのnote記事より。
前半部分のみアップしますので、
全文読みたい方は、こちらから。
ーーーー記事ーーーー
私のパフォーマンス理論 vol.1 -練習時間について
これらが私の練習時間の推移となる。
小学生-週2日/1日90分
中学生-週5日/1日2時間
高校-週5,6日/1日2-3時間
大学-週5日/1日3-4時間
22-26才-週5,6日/1日5-6時間
27才以降-週5日/1日2-3時間
色々やってみて、今は1日2時間あればほとんどの練習効果は得られるという結論に至った。
アスリートにとって時間以外で最も貴重な資源はモチベーションだ。体よりも心の方が消耗品かつ直しにくく、もしモチベーションが湧かなくなれば致命傷になる。もしトップを目指したいならだいたい25-30で競技のピークが訪れるので、10歳から競技を始めたとして、少なくともモチベーションが20年切れないようなやり方をしたほうがいい。私が幸運だったのは、才能溢れた小学生、中学生時代に指導者も家族も興奮せず、練習時間を定め、友人と遊んだり(学業はほとんどしなかったが、、)家族と過ごす時間を確保できたことだ。
15歳になるまではたとえどのような競技であれ、よほどの専業プロフェッショナルになっていない限りは(いやそうであったとしても私は子供にはさせないが)、練習時間は2時間以内、週に5回以内、週の練習時間が合計10時間を超えないようにおさめるのが望ましいと考えている。私の経験では中学時代までは、練習時間がこの範囲を超えたことは記憶にある限りない。高校からは少し増やしてもいいが、これも週に5,6日、2時間以内を限度にするべきだと思う。
ーーーーーーーーーーーー
この考え、まさに同感。
スポーツマックスに通う子どもたちは幼児から小学生が多いですが、
特に個人レッスンの依頼で多いのが、スポーツ少年団系の子どもたち。
もっと上手になりたいので技術を教えてもらたいという依頼。
話を聞くと、練習は週4〜5日、毎回2時間以上練習をしている。
動きを見ると技術の前に、体の使い方が難しかったりする。
後ろハイハイがスムーズに出来なかったり、
スキップが難しかったり、
前転が出来なかったり、いろいろ。
もちろん練習内容や種目にもよりますが、小学生は1日90分の週2回で十分。
60分でも良いくらい。
特に最近の小学生で、一生懸命競技をしている子は練習時間が長い。
長い=パフォーマンス向上、にはならない。
その後、他の子に一気に抜かれて、その競技をやめてしまったという話も
ひとりふたりではない。
なぜいとも簡単に他の子に抜かれるのか!?
それは、他の子はその競技をしていなくとも、
たくさんの運動遊びをしていたことで、
体の使い方を理解し、
体格の向上とともに、そのパワーとスピードが競技力向上につながる。
逆に、一生懸命やり過ぎた子に多いのは、
体の使い方を理解していない状態で、
技術を詰め込みすぎて、
無駄なパワーで体を動かしたりしているので、
体格の向上と共にパフォーマンスも向上していかない子が多い気がする。
そして、この部分も同じ境遇であった。
「私が幸運だったのは、才能溢れた小学生、中学生時代に指導者も家族も興奮せず、練習時間を定め、友人と遊んだり(学業はほとんどしなかったが、、)家族と過ごす時間を確保できたことだ。」
自分の場合も、中学2年から棒高跳びをはじめて、特にまわりの期待も高いわけではなく、
でも棒高跳びが楽しく、そして友達ともたくさん遊んだな。
きっと17年間続けられたことは、このようなおかげでモチベーションが続いたからだとも思う。
最近の子どもたちは練習しすぎ。
それはやっぱり親が、過度の期待をかけすぎるのが一番大きいのかな。
[6月30日第2戦マックスライダー2019開催決定]
申込みは後日!
[5/3福岡、5/4熊本で、ジャンピングマックス2019九州大会開催]
5月3日(金)は、イオンモール福岡
5月4日(土)は、イオンモール熊本
全国のジャンピングマックスファンのみなさま、GWは、九州に遠征だ!
詳細&申込は、スポーツマックスホームページより。
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全文読みたい方は、こちらから。
ーーーー記事ーーーー
私のパフォーマンス理論 vol.1 -練習時間について
これらが私の練習時間の推移となる。
小学生-週2日/1日90分
中学生-週5日/1日2時間
高校-週5,6日/1日2-3時間
大学-週5日/1日3-4時間
22-26才-週5,6日/1日5-6時間
27才以降-週5日/1日2-3時間
色々やってみて、今は1日2時間あればほとんどの練習効果は得られるという結論に至った。
アスリートにとって時間以外で最も貴重な資源はモチベーションだ。体よりも心の方が消耗品かつ直しにくく、もしモチベーションが湧かなくなれば致命傷になる。もしトップを目指したいならだいたい25-30で競技のピークが訪れるので、10歳から競技を始めたとして、少なくともモチベーションが20年切れないようなやり方をしたほうがいい。私が幸運だったのは、才能溢れた小学生、中学生時代に指導者も家族も興奮せず、練習時間を定め、友人と遊んだり(学業はほとんどしなかったが、、)家族と過ごす時間を確保できたことだ。
15歳になるまではたとえどのような競技であれ、よほどの専業プロフェッショナルになっていない限りは(いやそうであったとしても私は子供にはさせないが)、練習時間は2時間以内、週に5回以内、週の練習時間が合計10時間を超えないようにおさめるのが望ましいと考えている。私の経験では中学時代までは、練習時間がこの範囲を超えたことは記憶にある限りない。高校からは少し増やしてもいいが、これも週に5,6日、2時間以内を限度にするべきだと思う。
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この考え、まさに同感。
スポーツマックスに通う子どもたちは幼児から小学生が多いですが、
特に個人レッスンの依頼で多いのが、スポーツ少年団系の子どもたち。
もっと上手になりたいので技術を教えてもらたいという依頼。
話を聞くと、練習は週4〜5日、毎回2時間以上練習をしている。
動きを見ると技術の前に、体の使い方が難しかったりする。
後ろハイハイがスムーズに出来なかったり、
スキップが難しかったり、
前転が出来なかったり、いろいろ。
もちろん練習内容や種目にもよりますが、小学生は1日90分の週2回で十分。
60分でも良いくらい。
特に最近の小学生で、一生懸命競技をしている子は練習時間が長い。
長い=パフォーマンス向上、にはならない。
その後、他の子に一気に抜かれて、その競技をやめてしまったという話も
ひとりふたりではない。
なぜいとも簡単に他の子に抜かれるのか!?
それは、他の子はその競技をしていなくとも、
たくさんの運動遊びをしていたことで、
体の使い方を理解し、
体格の向上とともに、そのパワーとスピードが競技力向上につながる。
逆に、一生懸命やり過ぎた子に多いのは、
体の使い方を理解していない状態で、
技術を詰め込みすぎて、
無駄なパワーで体を動かしたりしているので、
体格の向上と共にパフォーマンスも向上していかない子が多い気がする。
そして、この部分も同じ境遇であった。
「私が幸運だったのは、才能溢れた小学生、中学生時代に指導者も家族も興奮せず、練習時間を定め、友人と遊んだり(学業はほとんどしなかったが、、)家族と過ごす時間を確保できたことだ。」
自分の場合も、中学2年から棒高跳びをはじめて、特にまわりの期待も高いわけではなく、
でも棒高跳びが楽しく、そして友達ともたくさん遊んだな。
きっと17年間続けられたことは、このようなおかげでモチベーションが続いたからだとも思う。
最近の子どもたちは練習しすぎ。
それはやっぱり親が、過度の期待をかけすぎるのが一番大きいのかな。
[6月30日第2戦マックスライダー2019開催決定]
申込みは後日!
[5/3福岡、5/4熊本で、ジャンピングマックス2019九州大会開催]
5月3日(金)は、イオンモール福岡
5月4日(土)は、イオンモール熊本
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詳細&申込は、スポーツマックスホームページより。
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