2019年01月18日

思いっきりって、難しかったりする。

子どもたちを見ていると、

「思いっきり」って意外に難しかったりする。



特に幼児くらいの年齢。

例えば思いっきり走って!とか。

かけっこをしていても、思いっきり走れない?走らない?ので、そんなに速くないのに、

転がったボールを取りにいくときは、めちゃめちゃ速かったりする。






たくさんの子どもたちにスポーツを教えていると、

その辺りが気になったりしていました。




しかし、これは走る技術がどうこうという問題ではなく、

「思いっきり」の経験がないだけだと気づきました。

(もちろん他にも理由はあると思いますが)




我々おとなは、ちゃんと走りなさい!

と、ひと言で片付けてしまいがちで、

さらに言えば、運動神経が悪いから、

という言葉で片付けてしまう。




でも、本人なりに一生懸命走っているわけです。

ボールを追いかけるときに速いのは、

夢中になっているからだったりします。




つまり、「思いっきり」の経験値が足りないわけなのです。

我々おとなは、「思いっきり」をたくさん経験しているので、

ダッシュしたりできるわけです。




しかし、子どもたちは少し違う。

それゆえ、「思いっきり」を経験させてあげることが大切なのです。


先日も、芸術学園幼稚園のスポーツマックス教室でも、

ボールを上に投げて!と、

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もっともっと高く投げて!

と、誘導していくわけです。

動きが速くて、ピントが合わない!という感じで(笑)

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次第に、徐々に力の入れ方が分かってきたりして、

少しずつ「思いっきり」の経験値が増えていくわけです。




そうすると「思いっきり」が自然と身について、

思いっきり走ったりすることが出来てくるわけです。




子どもたちの力は無限大で、

その可能性を引き出してあげるきっかけを作ってあげることが、

我々の使命だと思っています。






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