2015年02月17日

なぜ、龍馬マラソンを走ったのか?

今日は、なぜ龍馬マラソンを走ったか、という話を。



ここだけの話、自分はマラソンは苦手で、むしろ一番挑戦したくない種目でした。

ではなぜ?




それは、

「40歳になって、頑張るという意味をもう一度知るため」

でした。





スポーツマックスだから、なんでも出来る、というイメージが一般のひとには強いようですが、

自分がやってきた種目は棒高跳び。

体もそれに合わせて、瞬発系のカラダ、筋力、体力も瞬発系。

ゆえに、筋持久力がない(←いわゆる長距離には不利な筋肉ということね)

逆に短距離であれば、そこそこ速く走れます(笑)









子どもたちにスポーツを教えていると、自然と

「頑張れ!」

という言葉が出てきます。





頑張るって、どういう意味?

子どもたちに伝えながら、自問自答するときがあります。






これって意外に難しい。

歯を食いしばって、最後までやりぬく。

日常生活ではなかなかないことで、

自分の人生の中では、17年間の棒高跳び生活が、頑張った時期だと思います。

(もっともっと頑張れたけどね)





引退してから、11年。

あれ以上に頑張ったことは見当たらない。





だからこそ、自分の苦手な42.195kmを走ることで、

きっとその意味を、もう一度知ることが出来るだろうと。






でも、実際はほんとキツかった。

どうせ走るなら目標は3ヶ月のトレーニングでサブ4(4時間切り)を。

クリアするには、1kmを5分30秒ほどで走る必要がある。

IMG_1093


25km付近までは、そのペースで行けましたが、そこからは脚が止まりました。




歩かないつもりが、妥協しちゃいました。

歩きました。

正直ね、歩いても脚がつりかけるし、しんどくて走れないしで・・・

でも、絶対に完走してやるという気持ちだけはあったので、






「あ、これが頑張る」ってことだったんだ、と。





25kmからの残りの17kmは、ずっとその思いでした。

そして、最後は陸上の後輩と歩いたり、走ったり。

彼が言ってました、ひとりだったらゴールできません。

一緒に走ってください、と。

これもマラソンの醍醐味なんだと思います。






そして、なんとかゴールしました。

IMG_1095







自分にとっての初マラソンは、妥協もしましたが、

「頑張る」意味を知れた気がします。






40歳が、若いのか、若くないのかは、分かりませんが、

このマラソンを通して、

まだまだ出来るな俺、

まだまだやらなきゃな俺、

ということも知りました。





最初で最後と決めたので、もうフルマラソンは走りません。

40歳、

次は何に挑戦しようかな・・・








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